工場の求人を給与や待遇面を中心に検討する際の選び方

給与を中心に求人を検討する際のポイント

本来ならば、求人票には最低限の給与を記載しなければなりません。ですが、実際にはあまり守られていないようです。そのため、工場にとって都合のよい給与だけを記している場合があります。

例えば、一言で給与といっても、月収・月給・年収など、さまざまな言い方があります。それぞれ労働対価を表してはいるものの、意味は同じではありません。そのため、棒給がない工場では月収で記載して給与を高く見せている場合があります。諸手当が期待できない工場では基本給や月給だけを記載して、一見すると高い給与を支払っているように見せかけることがあります。また、基本給の額もよく見ておく必要があります。みなし残業手当などの手当が含まれて表記されていることがあるからです。

給与に関する表記を読み間違えると、働き始めてから大きな損をする可能性があります。しっかりとチェックするよう気を付けましょう。

待遇から求人を検討する際のポイント

待遇面で検討する場合は、社会保障・交通費・休暇制度の3点をよくチェックするようにしてください。

求人票に社会保障と書かれている場合は、健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険に加入できるということです。将来的なリスクを考えると、社会保障は、待遇面のなかで最も優先すべきものといえます。交通費は諸手当のなかでも額面が高くなりやすいものです。交通費支給とされていても、支給条件で交通手段が限られている場合があるので、注意しましょう。休暇制度には、法定のものと、工場が任意で認めているものの2種類があります。自分の生活スタイルに合わせて検討してください。

最後に、長期で就労する意思があるなら、退職金の有無を検討することをおすすめします。老後設計に大きな影響を及ぼすからです。退職金は、対象となる条件や金額など工場によって異なります。なお、退職金は必ずしも支給が義務づけられているものではありません。